こんにちは!
今回は前回に引き続き高校受験・大学受験の合格への手助けをしてくれる英検取得のための勉強法、対策法対策法についてお伝えします!
今回は英検準1級です!
英検準1級のレベル
高校の英語の先生でも準1級を取得しているのは全体の半分に満たないと言われています。
また、準1級の合格率は16%程度です。高校生で準1級に合格すると、標準を越えた英語力の証明になります。大学入試で得点に加点されるなどの優遇措置を受けることができます。
大学生の場合、大学によっては英語科目の単位として認定されます。留学時の語学力の証明として英検®を利用する「英検留学」においても、認定校の幅が広がります。
就職活動でも、仕事で使える英語力が十分にアピールでき、有利になるでしょう。
英検準1級の単語量
英検®準1級で出題される単語の数は約7,500から9,000語です。市販されている単語集を使うと、効率良く勉強できます。無料の音声アプリもありますので、音声も一緒に確認するようにしましょう。例文を聞きながらシャドーイング練習の練習もすれば、より定着しやすくなりますし、スピーキングの練習にもなります。
また英検®準1級レベルの単語は、難しいですが、新聞や雑誌、CNNやBBCといった海外のニュースではよく使われるものばかりです。『でる順パス単書き覚えノート 英検®準1級』(旺文社) を使って、書いて単語を覚えるようにしましょう。正しいスペリングが身につき、ライティングにも役立ちます。
単語集は何度も繰り返して取り組みましょう。目にした回数が7回を超えると、かなり記憶に残るようになります。
練習問題としては、『英検®準1級 出る順で最短合格!語彙問題完全制覇』もおすすめです。
The Japan Times BOOK CLUBで、無料で音声がダウンロードができます。是非使ってみて下さい。
出題傾向とアドバイス
出題範囲は2級よりさらに幅広くなり、社会のあらゆる分野で使われる語彙が問われます。
その中にはビジネスの現場やニュースで使われる語彙、大学入試で出題される難易度が高い語彙が含まれます。英検®の各級の間で難易度に一番隔たりがあると言われるのが2級と準1級です。両級の中間点を表すため、英検協会は2級に高得点で合格した人のために「2級A」という判定を設定しました。2級に合格した直後の回に準1級に受かるケースはまれです。
procedure「手順、手続き」のように2級で初めて登場し、準1級で頻出になる単語もあるので、2級レベルの単語の足固めを行ってから準1級対策を始めることも検討してください。
ライティング対策
序論・本論・結論の型で書く習慣をつけておきましょう。また各パートごとに自分の決まった表現を持っておくとよいでしょう。英検®準1級に出題されるライティングのトピックは社会的なものが多いです。『最短合格!英検®準1級 英作文問題完全制覇』(ジャパンタイムズ)では英検®準1級に出そうなトピックに対するいろいろな視点からの意見が短いコンテンツブロックにまとめて記載されています。
また「実戦問題」としてひとつのトピックについて賛成・反対の両方の立場から書かれた解答例の全文が記載されています。まずはこれを音読し、その後書き写すことで、あるトピックについて意見を述べるための表現をためていくことが出来ます。
準1級のライティングでは、120語から150語で書くことが求められているので、その長さで序論・本論・結論を展開させる練習をしていきましょう。例えば、序論と結論でそれぞれ20語から30語ずつ使い、キーワードを含んだ40語から50語の長さのパラグラフを本論で2つ書くなど、ひな型を用意しておくと書きやすくなります。
リスニング対策
英検®準1級の過去問を使ってシャドーイングし、スピードに慣れましょう。通学や通勤中の車内など声を出すことができない環境では、イヤホンで音声を聞きながら、頭の中でシャドーイングをするとよいでしょう。NHKラジオ講座「実戦ビジネス英語」を利用することもおすすめです。
英検®準1級のリスニングパートは30分です。普段から30分程度連続してリスニングの勉強を行い、途中で集中力が途切れないように英語を聞くことに慣れましょう。
面接対策
準1級の二次試験は面接形式のスピーキングテストで、試験時間は約8分です。
【ライティング対策】でも触れましたが、ライティングと二次面接の勉強法には共通点があります。
ライティングではトピックや書き方の形式について触れましたが、ライティングで学習したことを自分のスピーチとして言えるように準備しておくとよいでしょう。
また、準1級では4コマのイラストのストーリーを 2分間で説明する問題があります。目で見た情報をひとつひとつ丁寧に英語で説明したり、ストーリー展開させるためのつなぎ言葉を使って話す練習をたくさんしておきましょう。
まとめ
今回は英検準1級の勉強法・対策法についてお伝えしました!
次回は【おすすめの文学部のある国公立大学について】をお伝えしようと思います!
個別に質問があれば、随時受け付けています!
みなさんのことを心から応援しています!
また明日!
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