受験生の味方!英検取得のための勉強法・対策方法について〜2級編〜

英検

こんにちは!

今回は前回に引き続き高校受験・大学受験の合格への手助けをしてくれる英検取得のための勉強法、対策法対策法についてお伝えします!

【前回:英検対策準2級編  2個前:英検対策3級編

今回は英検2級です!

英検2級のレベル

高校生が2級に合格すると、大学入試で様々な優遇措置を受けることができます。国立大学を含む多くの大学が、推薦入試やAO入試で加点するなどの優遇制度を設けています。一般入試でも、英語の試験科目が免除になり満点と同じ扱いになるという学校もあります。さらに、2級合格者の学費を4年間免除するという大学まであります。経済的な理由で大学進学をあきらめていた人は2級を取得することで大学進学の道が開けます。

高校卒業程度の英語力の証明となる2級ですが、大学生が受験しても十分にメリットはあります。というのは、大学卒業時に2級相当の英語力を持たない学生が数多くいるからです。また、海外留学をする場合、2級に合格していれば、海外の大学で学べる基礎英語力があることの証明となります。交換留学の選考でも有利になる場合があります。もちろん、就職活動でも有利です。2級以上から履歴書に記載できますし、会社で使う一般的な英語力の証明にもなります。

英検3級の単語量

英検®2級に必要な単語数は約5,000語といわれています。市販されている単語集を使うと効率良く学習できます。旺文社『でる順パス単 英検®2級』がおすすめです。無料の音声ダウンロードのアプリもありますので、必ず音声も一緒に確認するようにしましょう。例文を聞きながら、シャドーイングの練習もすれば、より定着しやすくなりますし、スピーキングの練習にもなります。
それと一緒に『でる順パス単書き覚えノート 英検®2級』(旺文社) を使うのがおすすめです。単語を書いて覚えるので、記憶により残りやすくなりますし、正しいスペリングが身につくので、ライティングにも役立ちます。
こうした単語集は一度や二度目を通すだけでなく、何度も繰り返し取り組みましょう。

出題傾向とアドバイス

2級は「高校卒業程度」とされており、社会の中で使われる英語が出題されます。個人取引や、企業活動に関する話題が増え始めます。

学校や職場など社会の中で個人が果たす役割や責任を表す単語も必須と言えます。仕事内容や、規則、約束事を詳しく説明するときに使う表現を増やしておきましょう。

社会問題や人類の課題がトピックになることが多いので、経済発展、貧困の拡大、エネルギー、環境などに関する語句を使えるようにしておく必要があります。現代の英語を吸収するためには、英字新聞のジャパンタイムズ社が運営しているThe Japan Times Alphaの会員になって記事を読むのもいいでしょう。

動詞の語法を整理して足場を固めると4技能の総合力が高まります。動詞の後にto不定詞が続くのか動名詞が続くのか、前置詞は何が続くのかなどの用法を正確に覚えておくと、内容の予測がつくようになりリーディングのスピードが上がります。これらの知識は、構文理解に基づく正確なライティングとスピーキングを支える土台になります。

ライティング対策

序論・本論・結論の型で書く習慣をつけておきましょう。また各パートごとに自分の決まった表現を持っておくとよいでしょう。
『英検®2級ライティング大特訓』(アスク出版)では、英検®2級に出そうなトピックがたくさん取り上げられ、論理的な思考力が鍛えらえる構成になっています。考え方の基本を身につけた後は、様々なトピックについて、賛成・反対のどちらの意見に立つかを決め、それぞれに対する説明や理由が言えるようにしましょう。賛成なのか反対なのかは、自分の本当の意見でなくても構いません。自分が英語で書きやすいほうを選びましょう。
また、書いた意見は必ず音読し、口頭でも言えるよう練習にしておくと、二次面接対策にもなります。

リスニング対策

まずは、英検®2級の過去問を使ってシャドーイング練習をし、スピードに慣れましょう。通学や通勤中の車内など声を出すことができない環境では、イヤホンで音声を聞きながら頭の中でシャドーイングをするとよいでしょう。
NHK ラジオ講座「ラジオ英会話」を聞くのもおすすめです。できればこれもシャドーイング練習をしましょう。
英検®2級のリスニングパートは約25分ですから、普段から25分程度連続してリスニングの勉強を行って、一度にたくさんの英語を聞くことに慣れ、集中力が途切れないようにしましょう。

面接対策

実践練習をしましょう。『英検®2級 二次試験・面接完全予想問題』(旺文社)がおすすめです。
パッセージの音読は CDを活用して、発音、イントネーション、リズム、速度に気をつけてシャドーイング練習をしましょう。
答えのパターンや、「単語でなくて文で答える」など、答えるときに注意すべき点もしっかりと整理しておきましょう。できれば、友達と役割を当てて、入室から退室までをシミュレーションしてみることがおすすめです。

まとめ

今回は英検2級の勉強法・対策法についてお伝えしました!

次回は準1級についてお伝えしようと思います!

個別に質問があれば、随時受け付けています!

みなさんのことを心から応援しています!

また明日!

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